私がネットでの人生が始まる直前の記憶。

当時、私はNifty-Serve(現@nifty)のアカウントを、寿退社していった女史のおさそいで取得したばっかり。
そのアカウントだって、日に1回会社でログインして見る程度で、何をしている訳ではなかった。
もちろん、自宅にネットに接続できる環境などありはしない。

「フォーラム」というものがあるのは知っていた。
だって、会社にもNifty-Serveのパソコン通信のシステムを使ったCUG(Closed User Group)があったからね。
ただそこは、いるのは会社のひとのみだから、極端に色々なひとがいるわけではない。
でも一般のアカウントで入るフォーラムは、色々なひとのいるところなのだもの、行くのは躊躇っていた。
だってさ、どんなひといるかわからないんだもん。
当時の私は、内向的で人見知りで小心者な性格が強かったの。まあ、いまでもそういうところがあるけど、当時はもっと強かったの。
だからね、どんなひとがいるか判らないところに行くなんて、すっごい勇気が必要なことだったのよね。

ある日、いつものようにログインしてみる。
するとNifty-Serveからのお知らせで、臨時フォーラムだって。
そのとき思ったのよね。「常設」じゃなく「臨時」ならいいかなぁって。
だって臨時ならさ、そこに登録して合わないところでも、そのうち消えて、その場ともひとともバイバイできるからいいやって思ったの。
そのときそこが何のフォーラムかは、はっきり言ってどうでもよかったと思う。
そのとき私の意識の中にあったのは「臨時」の二文字だけだから。
いまだから言っちゃおう。
当時の私は、まったく「鳥」に興味はなかった(謎)。

そして意を決して門戸を叩き登録した。
そして、自己紹介の会議室にも挨拶した。
もういまとなっては、なんて挨拶したのかは、ログもないし記憶にもない。
そのひとつの書き込みが、私にとっての大きな転機になるとも知らず、私はただただ、初めての場所で不安でいっぱいだった。
「そんなに不安なら、どんなひとがいるかとか確認してから挨拶すりゃいいじゃん」
なんて言わないでね。
操作コマンドも何も判らず、フォーラムなんてものも判らず、あせあせなので、小心者の私にはそこまで意識は廻りませんわよ。

 

結局は、そこにいまの大切な友達との始まりがあり、その臨時フォーラムが閉じられたあともほかのフォーラムに手足を広げ・・・そしていまの私がある。
本当に私は運がよかったと思っている。
「パソコン通信」というものに慣れるまで、その臨時フォーラムも含め、近づいてくれたひとは「当たり」だったものさ。全員かどうかの記憶は曖昧だけど(笑)。

いま、こうやってまがいなりにもホームページなんてものを作り、昔から文を書くなんて苦手で苦手でしょうがなかった私がblogなんてものまでやってこうやって書いているなんて、まったく想像できないことだったわ(笑)。当時を思えばね・・・。
さらに、自分から色々なところに足を伸ばすようにもなるなんて・・・ねぇ。

注意:
用語の説明は(面倒なので)しません。
頑張って調べてくださいね。

全部書いて、そう言えば以前にも似たようなことを書いたような・・・(^^;)。
でもそこから切り出して、ちょびっとだけ肉付けした(はず)なのでよしとしよう。
せっかく書いたんだしさ。

ねっ!(^◇^;)。


written by かずちゃん(kazucy_i)かずちゃん