Windows7をインストール後にちょっと困ったことで、全体に及ぶだろうってことをいくつかあげてみました。


1.フォルダの構造が違う
これ、Windows7そのものがもそうなんですが、一般のソフトウェアをインストールした場合も、フォルダの構造が違います。
私が困ったのは、Sleipnirです。
お気に入り等の作られるフォルダが、XPのときと違うんです。そして、Sleipnirの場合は、その作り先のフォルダはユーザーアカウントではアクセス権がまったくないことです。
バックアップしていたお気に入りのファイルを持ってこようとしても、その格納先のフォルダが開けないんです。
これは抜け道みたいなことで、意地でコピーをしました。
その抜け道みたいなことは、本文ではなく、「続き」の方に書いておきますので、見たいひとだけ見てください。
ちなみに、Windows7をセーフモードで起動しても、Administratorというアカウントは出てきませんし、ユーザーアカウントでのフォルダへのアクセスは拒否されますので無駄です。

2.XPのときと別マシンとして扱われる
ハードウェアとしては何も変わっていないのに、いくつかのソフトで以前とは別マシンとして扱われました。
Nortonしかり、iTunesしかりです。
これ、1つのソフトを1台のマシンにしかインストールできないように、メーカーのセンター等で管理しているような場合、泣くことになるでしょう。
あと、iPod nano(第4世代)も、別のマシンと同期されている、そう扱われました。
iTunes+iPodについては、リクエストもありましたので、後日、個別にまとめて投稿します。

3.XPのときから残しておいたフォルダ・ファイルは、Windows7にて作成したユーザーアカウントのアクセス権限がない
XPのときからの既存フォルダ・ファイルに上書きでインストールはでき、そこにはインストール時のユーザーアカウントのアクセス権限は付きますが、何もしていない純然たるXPからのときのフォルダとファイルには、Userでの読み込み権限がある程度で、更新および書き込みはできません。
これ、手動での権限付加の方法がXPのときの同じだったので事なきを得ましたが、判らなかったら、過去にBecky!で受信したメールが全滅になるところでした。
Becky!を起動して見ることはできても、メールを受信しようとすると受信箱がアクセスできないってエラーになるんですもん。

4.その他
これは仕方ないっていえば仕方ないのですが、操作等がXPとまったく違います。
何か一つをするたびに、どうやればいいか探し回る日々です(笑)。
Vistaとは近い操作性だと思うので、Vistaからのひとは大して困らないかも。
でも、タスクバーにクイック起動はないのよねぇ。


また気づいたことがあれば、「共通編2?」とかを投稿しますね。

修正 2009/10/27 20:09
Windows7上のSleipnirのお気に入りまで、簡単な方法でたどり着けましたので、以下は破棄といたします。
簡単な方法は、以下のリンク先の投稿をご覧ください。

http://blog.livedoor.jp/kazucy_i/archives/52055570.html


Sleipnirでお気に入りのファイルを無理矢理コピーした方法

「私は無理にコピーせずに、バックアップしたものをそのまま使う」ってひとは、そのバックアップに更新のアクセス権限さえ付与すれば、普通にお気に入りの切り替えをすればOKです。
私は意地でも、標準のお気に入りを管理しているファイルをバックアップしたときのものにしたかったのでやったまでです。
あと、何かソフトを使えばもっと簡単にできたのかもしれませんので、ご存じのかたはご教示ください。

・私のマシンのSleipnirは2.9.1
・XP時代のお気に入りのファイルは、事前にユーザーアカウントでの更新可能なアクセス権限を付与しておくこと。


手順1
エクスプローラー等でお気に入りのバックアップが入っているフォルダを開き、対象のファイルをCtrl+C等でコピーする。

手順2
Sleipnirの
「ツール−Sleipnirオプション−ユーザーインタフェース−お気に入り切り替え」を開き、「お気に入りの保存先を変更する」にチェックを入れる。

手順3
参照ボタンをクリックして、標準の格納されているフォルダをダイアログにて開く。

手順4
一覧表示されている中の「Favorite.ffv」を選択し、その後Ctrl+V等でペーストする。同じ名前のファイルがあるからどうするか聞かれるので、コピーして置き換えること。

手順5
もう一度一覧表示されている中の「Favorite.ffv」を選択してから開く
ボタンをクリックするとSleipnirオプションに戻るので、OKボタンをクリックしてSleipnirオプションを終わる。

手順6
タスクマネージャーを起動し「プロセスTab」を開き、Sleipnir.exeのプロセスを強制的に終了する。
「アプリケーションTab」でのタスクの終了ではだめです。必ず、「プロセスTab」でSleipnirのプロセスを強制的に終了してください。

あとは、再度Sleipnirを起動するだけです。
手順6があるのは、普通にSleipnirを終了すると、そのときにお気に入りに表示されている内容で、せっかくコピーしたファイルが置き換えられてしまうからです。「アプリケーションTab」でのタスクの終了でも、同様のことが発生していますので、「アプリケーションTab」ではだめなのです。

written by かずちゃん(kazucy_i)かずちゃん