3年前に約束した、

友人夫婦の長男くんの成人を祝って、3年前に買って彼らの元で熟成させていたオーナーズワインを開けて、長男くんを交えて呑もう

という約束を。
いつもみたいにことの顛末は書くことはしないけど、その長男くんへのお祝いの品として、ウイスキーを用意した。
モノは竹鶴21年もの。
本当は15年ものに目をつけていたんだけど、もう売り切れていたのね。
どうしようか悩んだ。
でもね、ぼくの一番大切な二人の長男くん。
もう、生まれたときから彼のことを知っている。
これでランクダウンさせるなんて考えられないので、21年ものに決定した。
結果、大失敗。

旨すぎたの。
その色合い、香り、いままで呑んできたウイスキーの中で、掛け値なしで最高だった。もう、ぼくだって、「今後、ウイスキーを呑むときどうすりゃええねん」だもの。きっと、響の15年ものだって満足しないだろう。
それを、彼の基準値、ベースライン、しかも初期値にしてしまったのだからね。
ぼくや長男くんのお父さん(ようは、友人の男性のほう)のように、いままで色々と呑んで経験値が豊富であれば、なんだかんだで融通が利くけど、長男くんはほぼ経験値ゼロだから。
ここまでのものとは思っていなかった認識不足だ。大変申し訳ない。

ただ、15年ものであても、結構なものだったと思う。
それを用意するって決めたというのは、彼がそれだけのセンスをすでに持っていると認識しているから。友人夫妻に、昔からとってもよくしてもらっているからだけじゃない。
じゃなければ用意しない。
なーーーーんもわからんひとにそゆものをあげるのは、その品への冒涜だと思っているからさ。

そのセンス、大事にして欲しいな、長男くん。


で、次回伺うのは、牛久大仏の芝桜が満開になり、桜も咲く頃の予定だったりする。




ちなみに、ビールに日本酒、ワイン、ウイスキーと、みんなして7時間くらい飲んだけど、誰一人、二日酔いどころか気分を悪くしていない。
全部がいい酒だったからね。
本当にいい酒とはそゆものさ。

written by かずちゃん(kazucy_i)かずちゃん